予防接種は何種類まで同時に受けられる?
こんにちは。
いっくんママです。
前回に引き続き、予防接種について、体験談を踏まえて紹介します。
【前回の記事】
予防接種のスケジュールを決める前に、
「そもそも予防接種って何種類まで同時に受けられるのか」
というのが、大事なポイントになります。
いっくんの場合は、最大で5種類(注射ワクチン4種+シロップワクチン1種)を同時接種しました。
【同時接種の内容】
◆注射ワクチン◆
①ヒブ 2回目
②小児用肺炎球菌 2回目
③四種混合 1回目
④B型肝炎 2回目
◆シロップワクチン◆
⑤ロタウイルス 2回目
◆備考◆
月齢:生後3ヶ月
予防接種:2回目
受診前は、こんなに同時に受けて本当に大丈夫かな…と心配になりましたが、小児科に予約した時も、実際に受けた時も、特に何か言われる事もなく、先生も看護師も慣れた様子で対応してくれて、全く問題ありませんでした。
いっくんは、予防接種1回目(4種同時接種)と2回目(5種同時接種)で、別の小児科を受診しましたが、どちらも対応は変わらずでした。
“同時接種”というキーワードで検索すると、主に2つ、気になる意見が出てきます。
1つ目は、「赤ちゃんへの負担が大きい」ことです。
確かに、予防接種後の赤ちゃんは、いつもより元気がなく、少しグッタリしていることが多いです。いっくんも予防接種後は、疲れた様子で良く寝ていました。
予防接種が赤ちゃんに負担となっていることは、確かだと思います。それはそうですよね。弱っているとはいえ、感染すると危ないと言われているウイルスを体内に入れてるわけですから。大人でも、聞いているだけでグッタリしてしまいます。
でも、考えてみてください。予防接種を受けるために、赤ちゃんにはたくさんの無理をさせていることが多いと思います。
例えば、
・予防接種前後30分は飲食NGのため、予防接種の時間に合わせて、授乳時間やミルク時間を調整する(少し無理して飲ませたり、我慢させてしまう)
・受診時間に合わせて、お昼寝時間も調整する(時には起こしてしまう事も…)
・お天気が悪くても、連れていく(もちろん、台風とかの場合、無理は禁物です)
・予防接種の度に、ギャンギャン泣かれてしまう
などなど。
乳幼児のママさんなら、なるべく避けたい事ばかりだと思います。予防接種を個別に受けてしまうと、こういった苦労を重ねることになり、私はむしろ、「赤ちゃんへの負担が大きいのでは?!」と感じています。ママも疲れちゃいますしね。
2つ目は、「どのワクチンで副作用が出たのか判断できない」ことです。
以前は、この不安があり、同時接種は推奨されていませんでした。副作用が出てしまった時、どのワクチンで症状が出ているかを判断するのは、とても重要な事です。
しかし、現在は医学の進歩により、ワクチンによって、どこに、どんな副作用が出るかが分かっているため、“同時接種は問題ない”という意見が多いようです。
実際に、同時接種について、受診時に質問したところ、上記のような回答が返ってきて、「お母さん、安心してください。」と言われました。医学の進歩ってすごいなぁ〜と改めて感じました。
以上の理由から、私は同時接種をオススメします。迷っていたら、参考にしてみてください。
次回は、スケジュールを決める際に、もう一つの大事なポイントとなる、
「予防接種の任意って必要?」
について、紹介します。